日本人の皆様がお持ちの「常識」。
しかし、その常識はどこでも通用するものではございません。
タイ国へ赴任されて、既にそのギャップに驚いている皆様も多いのではないでしょうか。
その狭間で苦しまれている内に、ご自分の考えが間違っていて、実は従業員が言っていることが正しいのでは?という錯覚に陥ることがございます。
その思いが高じると、従業員に頼りきりのスタンスとなってしまうケースが良く見受けられます。
その内に、いつも決まった「あいつ」がいないと会社は困るという状況が出来上がってしまいます。
果たして、それで良いのでしょうか?
大切なことは、「全ての物事の本質を見抜き、柔軟に対応すること。」です。
会社は生き物であって、常に同じであることはございません。
タイ国の法律も変わります。当然、会社の決まり事も変わって行かなくてはならないのです。
まして、社内に「既得権益」「利権」が生まれて良いはずがないということは、賢明な皆様であればご理解をいただけることと存じます。